夏が近い

思い出せるように

2019.09.26

大学のサークルで友人とバンドを組んでいる。就活以降、半年ほど活動休止していたが、最近になって細々と再開した。

久々に音楽を作っていると、かなり心が救われる。以前書いた通り、何かを消費するだけのグズグズな生活をしている自分には、ただの趣味だろうと生産的なことをしているだけで、メンタルがマシになる。放置気味だったギターやらシンセやらDAWなんかを触っているだけで楽しく、創作の喜びを噛みしめている。半年間なにもしていなかったのに、突然デモを量産しているので、メンバーに気味悪がられているだろうけど…。まあ、飽きたり落ち着いたりするまでの初速は大事なので。

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さらっと書いたけど、このシンセを使いこなせる日はかなり遠い。今のところ、予想外の音を出せるビックリ箱状態だ。ノリと勢いで買ったはいいが、そもそも鍵盤なんて全く弾けないのだから。人生で触れた鍵盤なんて、小学校の音楽で吹いた鍵盤ハーモニカぐらいのものだ。当時は白鍵に「ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド」とマジックで書いていたはず(黒鍵に至っては、触れた記憶すらない)。学年が上がってくるとそれが心底恥ずかしかったが、消すと全く演奏できず結局恥ずかしいので、音楽が嫌いだった。五線譜が読めないのも嫌で、学芸会では小太鼓担当に立候補したこともある。歌も下手だった。

そんな時代に比べると、理論が分からず楽譜は読めず楽器も歌も下手だけど、自分の好きに作曲・演奏できる現在って良いな、趣味としての音楽って良いなと思ったりする。シンセを「色んな音が出るオモチャ」にしてても、まあいいのだ。楽しいし。

体育の授業に関しても言われがちなことだが、小中高で実技科目の授業を受けても、上達する方法や、より楽しむ術ってあまり分からないよなと思う。この話は膨らみ過ぎるので、これ以上はやめておくが。

 

今回はこんなところで。普段ラジオを聴いているハライチの岩井さんがエッセイを出版されたので、その話も近いうちに書こうかな。