Top 10 The Best Records of 2020 (and so on)
お久しぶりです。毎年恒例の年間ベスト記事です。
今年はあまり新譜を追えていないので「書かなくてもいいかな〜」とグダグダしていたら、こんなに年末ギリギリになってしまいました。記録の意味も込めて、書き残しておきます。
なお、新譜を追えていなかった理由の80%は「ゲームをしていたから」です。"Apex Legends"にハマりすぎました。そして人と通話しながらゲームする楽しさを知ってしまった。なお、今は"Cyberpunk 2077"にドップリです。サイバーパンクサイコー!
ちなみに残りの20%は「自分の曲を作っていたから」。音楽を聴きながら音楽を作れないって、音楽好きには致命的なバグではないでしょうか。修正パッチお待ちしております。絵を描く方がよくやられている作業通話も、楽曲制作とは相性最悪ですよね。あれにすごく憧れていますが、なかなか難しい…。あれの代わりに通話&ゲームをしていると言っても過言ではない。フォロワーの皆さん、遊んでください。
閑話休題。そんな感じで新譜を追えていないので、今年は10枚+αでいきます。では。
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The Best of "Something" 2019
お久しぶりです。
時間的にも精神的にも余裕がなく、今年は年間ベストアルバム企画ができない!!アルバムを何枚も聴き返して30枚に絞ってランキングにコメントをつけるなんて無理。
しかし何も書かないのは勿体ないので、音楽に限らずいろいろなベストを並べたてていこうと思います。いつもの年末記事とは異なり、だいぶ簡素な内容です。スピード重視!
ベストアルバム
ROTH BART BARON『けものたちの名前』
私の2019年ベストアルバムはROTH BART BARONでした!!他にも好きな作品は多いですが、結局いちばん好きだったのはこれ。
詳しくは以前にアップした記事を読んでください。7000字くらい書いたので。
その他に好きだったアルバムは以下の通り
(Sandy) Alex G『House of Sugar』
優河『めぐる』
Bon Iver『i, i』
日食なつこ『永久凍土』
長谷川白紙『エアにに』
Richard Reed Parry『Quiet River of Dust, Vol.2: That Side of the River』
People In The Box『Tabula Rasa』
君島大空『午後の反射光』
GUIRO『A MEZZANINE』
dysfreesia+mihau / middle cow creek falls『grft』
ベスト映画
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
そもそも人生ベスト級に好きな作品だった映画の新バージョン。この映画・作品がさらに好きになる傑作でした。全てのシーンが、キャラクターが、セリフが、何もかもが愛おしい。人生ベスト更新です。
『JOKER』
笑えないジョークと笑うしかない現実があまりにも辛い作品。 素晴らしくて、二日連続で観に行きました。
「ジョーカー」 ムービーウォッチメン ライムスター宇多丸 10.18
『ドクター・スリープ』
『シャイニング』の続編。超能力バトルからの「化け物には化け物をぶつけんだよ」展開に、テンションぶち上がりました。『貞子VS伽椰子』的なエンタメ作品。
町山さんの解説書き起こし: https://miyearnzzlabo.com/archives/60891
ベスト小説
劉慈欣『三体』
伴名練『なめらかな世界と、その敵』
ベストラジオ
Creepy Nutsのオールナイトニッポン0『DJ松永 ロンドンでエド・シーランを探すSP』
ロンドンで開催されたDJ(ターンテーブリズム)の世界大会 "The DMC World DJ Championship" バトル部門で優勝し世界一に輝いたDJ松永が、ロンドンの道行く人々に声をかけてエド・シーランを探す、という無茶苦茶な企画(このラジオには「大江戸シーラン」という名物コーナーがあり、"Shape of You" がいじり倒されている)。見知らぬ青年に「酔っぱらってんの?それともクスリやってるの?」と心配されるぐらいにぶっ飛んだ、松永さんの異常なテンションが最高でした。今年いちばん笑った。
また、DMCの結果発表で名前を間違えられた話(https://www.allnightnippon.com/news/20191008-46923/?pg=creepynuts)も笑える回です。
Radikoの視聴期間はとっくに過ぎているのでリンクを貼れないのが残念なところ(大きな声では言えませんが、YouTubeにはアップされていたり…)
佐久間宣行のオールナイトニッポン0『福島県双葉郡の中高生への「笑い」講義を語る』
辛いことでも笑いに変えられる、という感動的なメッセージと、登場する中高生のおかしなエピソードがたまらない回。
書き起こし: https://miyearnzzlabo.com/archives/58976
おまけ
2010年代ベストアルバム
森は生きている『グッド・ナイト』
何度聴いても新しい発見がある、底が知れない作品。これ以降、岡田拓郎を妄信しています。私のリスナー人生を狂わせた一作。
森は生きている - 煙夜の夢 a,香水壜と少女 b,空虚な肖像画 c,煙夜の夢(夜が固まる前)
以上、1時間で書きました。2月以降に余裕ができたら加筆修正しますが、取り急ぎこんな感じで。
みなさま、良いお年を。
ROTH BART BARON『けものたちの名前』
ROTH BART BARONの新作『けものたちの名前』がリリースされたので、感想をガシガシ書いていく。
- はじめに
- 本編
- サウンド
- 「得意なことをやる」
- 私の妄想
- The Nationalとの共振
- 歌詞
- その他
- おわりに
はじめに
最初に書いておくと、このバンドに対する私の思い入れは尋常でないので、あまり冷静な記事にはならないと思う。そこだけはご容赦願いたい。ここ5年ぐらい一番聴いているバンドだし、冬が来るたびに『ロットバルトバロンの氷河期』を限りなくリピートしている。『~氷河期』とBon Iverの『For Emma, Forever Ago』が気持ちよく聴けるという理由で冬が大好きになってしまった。雪が積もった朝は、カーテンを全開にして "氷河期#1 (The Ice Age)" を流すのがお決まりになっている。クラウドファンディングに参加したうえ、HEXツアー仙台公演でO.A.に手を上げ、出演させてもらったこともある(その日のことがクラウドファンディングの活動レポートで触れられており、恥ずかしくて薄目で読みました)。
つまりは、ちょっと気恥ずかしくなるくらいの大ファンなのだ。
加えて、私にとって世界で最も好きなミュージシャンの1人である岡田拓郎さんが2年ほど前からロットに参加しており、夢の共演が続いている状態(余談だが、HEXツアー仙台公演の際、森は生きている『グッド・ナイト』のアナログに岡田さんのサインをもらった。ちょっと泣きそうになるほど嬉しかったです)。そして前作『HEX』からわずか1年での新作。『ATOM』から『HEX』まで3年待ったけど、今回はたったの1年。冷静でいるのはムリムリの無理。これは祭りです。とりあえず皆さんにも、新作収録の "春の嵐" で祭り気分を高めてから本文を読んでもらおう。
(↓はてなブログのバグで表示がうまくいっていませんが、クリックすればMVが観られます)
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